【映画】Big Fish

レンタルビデオをあまり利用しない者にとって、映画の選び方は難しい。

アクションやホラーといったハリウッド映画はどれもいまいち興味がわかないし、邦画にはいいものもあるが、そうでないものも多い。

フランス映画やイタリア映画が概して好みだが、これも当たり外れは大いにアリ。

そんなわけで、借りて観たものの面白くない。。。という映画が実に多い。


ボクは典型的に映画選びが下手だ。


そんなボクでも、ごくたまにいい映画と出会うことがある。

そして、ごくごくたまに出会うから後々まで印象に残ってしまう。


『ビッグ・フィッシュ』T・バートン監督(2003年)


アメリカらしいアメリカの映画。

いや、アメリカ人にとってのアメリカの理想の映画と言い換えることもできるだろうか?

映画の作り自体は大味で洗練された映画ではない。

誰でも簡単に内容が理解できるエンターテイメント映画。

ヒューマンドラマ。

父と子の軋轢、葛藤、和解。。。

ありがちと言えばありがちなプロット。

新しくはない。

だからといって、そこにだけ映画の価値を見出そうとするのは早急だし、軽率だろう。

父エドワード・ブルームの虚実入り混じるお話の数々が、みずみずしくあり、また痛快で面白い。

時として、嘘が人の心を潤すこともあるのだ。

エドワード・ブルームという人物像がいい。

彼はかつて我々日本人にとっても、理想的なアメリカ人の像ではなかっただろうか。

ボクにはそう思えてならなかった。
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by ronndo9117 | 2006-01-31 00:14 | 【オススメ映画紹介】
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